DMAT(災害派遣医療チーム)
トピックス
令和6年能登半島地震へのDMAT派遣に対し厚生労働省より感謝状をいただきました
令和6年能登半島地震において、当院よりDMAT(災害派遣医療チーム)及びDMATロジスティックチーム隊員を石川県に派遣しました。この度、その支援活動に対し厚生労働省医政局長より感謝状の贈呈がありました。今後も災害拠点病院として、緊急時にすみやかに対応できるよう準備・訓練等の活動を継続してまいります。
【令和6年1月22日~25日】当院DMAT(災害派遣医療チーム)が能登半島地震被災地の支援活動へ
当院のDMATチームは、県からの要請に基づき能登半島地震で大きな被害を受けた石川県に向かい、同県庁内の金沢以南保健医療福祉調整本部を拠点に支援活動をおこないます。医師1名、看護師2名、業務調整員として事務職員2名の計5名が派遣されます。1月21日に出発し、同26日に帰院予定です。
【令和6年1月12日~16日】当院DMAT(災害派遣医療チーム)業務調整員が能登半島地震被災地珠洲市へ派遣
当院のDMATチームの藤本順智情報企画課長は、厚生労働省DMAT事務局からの要請に基づき、DMATロジスティックチームとして能登半島地震被災地の珠洲市へ派遣されました。
現地では、拠点となる本部において活動基盤を整えたり、全国から参集したDMATがスムーズに支援活動にあたるための各種調整、サポートといった重要な役割を担うDMATロジスティックチーム隊員として従事します。
災害医療への取り組み
DMATとは
DMAT(Disaster Medical Assistance Team:災害派遣医療チーム)とは、大地震や航空機・列車事故といった災害時に被災地に迅速に駆けつけ、被災地内で救急治療や災害医療を行うための専門的な訓練を受けた医療チーム(医師+看護師+業務調整員)です。
DMATが被災地にかけつけることによって、現場での緊急治療や病院支援をおこない、さらに被災地で発生した多くの傷病者を被災地外に搬送することができれば、死亡や後遺症の減少が大いに期待されています。実際、JR尼崎線脱線事故や新潟県中越沖地震、岩手宮城内陸地震などでは、日本全国のDMATが被災地入りし、多くの傷病者を救いました。
DMATには、厚生労働省による専門的教育訓練を受け、日本全域を活動範囲とする日本DMATと、都道府県による同様の教育訓練を受け、その都道府県と周辺地域を活動範囲とする地方DMATがあります。当院では日本DMATが活動しています。
ひだか病院DMATの活動
平成30年7月豪雨に伴う愛媛県へのDMATロジスティックチーム隊員の派遣について
- 派遣期間 平成30年7月10日(火)~平成30年7月14日(土) 5日間
- 活動場所 愛媛県内の県庁、DMAT活動拠点本部、保健所等
- 派遣者 DMATロジスティックチーム隊員 1名(DMAT業務調整員(事務職))
平成29年度大規模地震時医療活動訓練の実施について
- 実施日:平成29年7月29日(土)7時30分から16時00分(予定)
- 大規模災害時、県内広域にわたり甚大な被害が発生し、重傷者を含む多数の傷 病者が発生するほか、医療施設の機能低下により十分な医療が確保できないこと が予想され、DMATの受入や患者の搬送が必要となります。 本訓練は、南海トラフ巨大地震が7月28日正午に発生した想定で、県庁南別 館における災害医療本部訓練、南紀白浜空港と仙台空港における広域医療搬送訓 練、南紀白浜空港SCUや病院における患者搬送訓練、災害拠点病院等における院 内活動訓練等を実施し、大規模災害への対応力の向上を図ります。
- 和歌山県の広報資料はこちらをクリックして下さい。
平成27年7月11日 平成27年度第1回近畿地方DMATブロック訓練(ロジスティクス研修)
和歌山県和歌山市の和歌山県立医科大学保健看護学部で開催された近ロジ研修に当院から受講生として看護師1名、調整員1名、コントローラーとして調整員1名、見学者として看護師3名が参加しました。研修では、午前中Mappingなどの講義・実習、午後からSCU本部立ち上げ・運営訓練を行いました。
平成26年10月19日 津波災害対応実践訓練
南紀白浜空港SCUを中心とした地域での津波災害対応実践訓練に当院DMAT2チームが参加しました。1チームは他院のDMATとともに白浜空港SCUで活動し、もう1チームは海上保安庁の大型巡視船「とさ」内での活動を行いました。
船上での活動は、初めてだったので想像以上の揺れがあり、訓練でこのような貴重な経験ができたことはとても有意義でした。
またこの訓練では「オスプレイ」もやってきたので、ギャラリーはすごかったです。
平成26年9月1日 平成26年度NEXCO西日本総合防災訓練
大規模災害発生時において、厚生労働省がDMAT活動における参集・活動拠点本部を指定するまでの間、最も有用な移動経路である高速道路上のサービスエリア(今回は阪和自動車道上り岸和田サービスエリア)を参集場所とし、被災地内における医療ニーズの把握、医療資源の配分を計画し実行する訓練に参加しました。 当院からは、医師1名、看護師4名、調整員2名が参加しました。
平成26年7月19日 平成26年度第1回近畿地方DMATブロック訓練(ロジスティクス研修)
奈良県橿原市のかしはら安心パークで開催された近ロジ研修に参加者として看護師2名、調整員1名、コントローラーとして調整員1名が参加しました。研修では、SCU本部立ち上げ・運営訓練を行いました。
平成26年6月22日 第43回近畿MCLS標準コース
和歌山県立医科大学で開催された「多数傷病者への対応標準化トレーニングコース:(Mass Casualty Life Support;MCLS)」に調整員1名が参加し、なんとか無事に修了証を頂いてきました。
平成26年6月18日~20日 平成26年度DMAT隊員養成研修(第2回)
兵庫県災害医療センターで開催された「平成26年度DMAT隊員養成研修(第2回)」に3日間のみ調整員1名がタスクとして参加してきました。
平成26年3月8日~9日 平成25年度第3回近畿地方DMAT訓練(第2回ロジスティクス研修)
滋賀県の社会医療法人誠光会草津総合病院で開催された「平成25年度第3回近畿地方DMAT訓練(第2回ロジスティクス研修)」に調整員1名が見学として参加してきました。
平成25年10月26日 自衛隊主催「南海レスキュー」訓練
平成25年10月9日~12日 平成25年度DMAT隊員養成研修(第5回)
兵庫県災害医療センターで開催された「平成25年度DMAT隊員養成研修(第5回)」に4日間、調整員1名がタスクとして参加してきました。
平成25年9月28日~29日 平成25年度第1回近畿ブロック技能維持研修
平成25年9月28日(土)~29日(日)にかけて大阪府立急性期・総合医療センターで開催された「平成25年度第1回近畿ブロックDMAT技能維持研修」に当院から3名が参加してきました。
平成25年7月28日 平成25年度第1回近畿地方DMAT訓練(ロジスティクス研修)
滋賀県大津市の滋賀県大津合同庁舎で開催された近ロジ研修に調整員2名で参加しました。研修では、EMIS入力や衛星電話を活用してのネット環境構築、SCU活動拠点本部等本部でのロジスティクスに必要なスキルの研修を行いました。
平成24年3月10日~11日 平成23年度第2回近畿地方DMAT訓練(ロジスティクス研修)
大阪府大阪市の大阪府立急性期・総合医療センターで開催された近ロジ研修に調整員2名で参加し、ロジスティクスに必要なスキルの習得を行いました。また、研修2日目は東日本大震災から1年目でしたので、参加者全員で黙祷を行いました。
平成24年2月25日~26日 平成23年度第2回近畿ブロック技能維持研修
平成24年2月25日(土)~26日(日)にかけて南和歌山医療センターで開催された「平成23年度第2回近畿ブロックDMAT技能維持研修」に当院から5名が参加してきました。
平成23年度第7回DMAT隊員養成研修
平成23年12月7日~10日にかけて兵庫県災害医療センターで開催された「平成23年度第7回DMAT隊員養成研修」を受講してきました。研修も無事修了し、当院も2チーム体制となりました。
平成23年10月30日 平成23年度近畿地方DMAT実働訓練
2011年10月30日(日)、神戸空港で開催された「平成23年度近畿地方DMAT実動訓練」に参加しました。震度6強の地震が発生した徳島県から神戸空港に患者16名を広域搬送するという想定で訓練が行われました。
神戸空港では近畿圏のDMAT16隊が参加し、被災地外でのStaging Care Unit(SCU)活動訓練を行いました。
あいにくの雨模様でしたが、主催者発表によると約300名の災害医療関係者が参加し、訓練終了後の反省会では活発な意見交換が行われ、参加者の災害医療に対する熱意が感じられました。
台風12号による被害への取り組み
9月6日、和歌山県医務課より派遣要請があり、和歌山県立医科大学附属病院DMATチームより引き継ぎ、第2班として9月7日~9日にかけて孤立した避難所(熊野川町行政局)で仮設診療所での患者の診察・他の医療機関への搬送等の活動をしてきました。
東日本大震災関連
3月22日、和歌山県医務課より医療救護班の派遣要請があり、和歌山県医療救護班第8班として4月9日~13日にかけて活動をしてきました。