7階病棟
病棟の特徴
当病棟は、産科・婦人科・小児科・内科・眼科・その他の混合病棟です。
病床数は29床です(重症新生児室3床含む)。対象者は、生まれたばかりの新生児から高齢者まで幅広く、それぞれの発達段階やライフステージに配慮した医療と看護を提供しています。
産科は、年間約300人の赤ちゃんが当病棟で産まれています。産婦さんやご家族の希望に添った、安心安全で満足のいくお産を目指しています。また母乳哺育を推奨し、産前産後の乳房ケアや育児技術の習得に向けた関わりを大切にしています。母児同室のお部屋から元気な赤ちゃんの泣き声が聞こえ、病棟内は活気でいっぱいです。また、お産は危険と隣り合わせであることを理解し、産科救急や新生児蘇生法の研修などに進んで参加し、病棟でも定期的に勉強会を開催しています。
今日の母児を取り巻く環境の変化により、出産や育児に困難を抱えるケースも増えています。当病棟では、外来との一元化により妊娠初期からお産後まで切れ目のない関わりを実現し、必要に応じて地域とも連携しながらお母さん達をサポートしています。また、産後ケア事業(宿泊型)も行っています。
小児科は短期入院をはじめ、川崎病やネフローゼ症候群などの長期入院にも対応し、ご家族を含めたケアを心掛けています。また入院中のストレスの軽減を図るため、キッズルームも併設しています。
婦人科・内科等で入院される患者さんには、手術を含めた急性期から糖尿病などの慢性期、またがん患者さんへの緩和ケアなど、幅広い対応が求められています。その為、それぞれの患者さんに個別性のある看護が提供できるよう、知識・技術の向上に日々努めています。
令和2年1月にトイレ・入浴室・デイルーム(談話室)の改修工事が終了し、皆様から「きれいになった」と好評いただいております。
病棟の目標 (2025年度)
患者・家族も職員も満足のできる環境を作ります。
①患者・家族に優しい対応ができる。
②他職種と連携し安全なチーム医療・看護が提供できる。
③相手の意見や立場を尊重した行動やコミュニケーションがとれる。
④病棟勉強会を企画・実施し、互いに成長できるよう積極的に学習する。
⑤看護の質の向上を意識した行動がとれる。
2025.5更新