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診療科のご案内

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薬剤部

薬剤部の概要

外来

  • 院外処方箋枚数   7,199枚/月(院外処方箋発行率 93.6%)
  • 院内処方箋枚数     491枚/月
  • 注射処方箋枚数    1,311枚/月

入院

  • 入院処方箋枚数    3,765枚/月
  • 注射処方箋枚数    5,306枚/月
  • 薬剤管理指導件数   629件/月
  • 抗癌剤無菌調製件数  115件/月
    (いずれも平成25年7月1ヶ月間)

スタッフ

  • 薬剤師  
    常勤      12名
  • 事務職員      1名
  • パート職員     1名

認定および指導薬剤師

  • 日本病院薬剤師会 生涯研修履修認定薬剤師      5名
  • 日本病院薬剤師会 認定実務実習指導薬剤師      5名
  • 日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師      1名
  • 日本薬剤師研修センター 認定薬剤師         7名
  • 日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師   5名
  • 日本医療薬学会 認定薬剤師             1名
  • 日本医療薬学会 認定指導薬剤師           1名
  • 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師      1名
  • 日本糖尿病療養指導士                1名

薬剤部のご紹介

 薬剤部では患者様に安全で安心な薬物療法を提供するために、医薬品管理、調剤、院内製剤、医薬品情報管理、薬剤管理指導業務、病棟薬剤業務など、さまざまな業務を実施しています。また院内の各種医療チームに参加し、薬剤師としての専門性を生かした活動をおこなっています。
 近年の新規医薬品の増加や多様な薬物療法の進歩に対応するため、スタッフは幅広い知識・技能の習得に努めています。また特定の疾患に対する薬物療法等について、より専門的な知識を身につけた専門・認定薬剤師を目指しています。

 このほか薬学教育6年制の実務実習認定施設として、薬学部学生の教育にも力を入れています。
 本院では国がすすめる医薬分業に則り、外来患者様には院外処方箋を発行し、地域の保険薬局でお薬を受け取って頂いています。診療管理棟1階の院外処方箋FAXコーナーにて、保険薬局の案内や、かかりつけ薬局へのFAXを受け付けています。
 次に本院薬剤部でおこなっている主な業務について紹介します。

調剤業務(内外用薬)

 主に入院患者様のお薬をオーダリングシステムにより発行される処方箋に基づいて調剤しています。調剤にあたっては、まず処方箋の記載事項に不備がないか確認した後、患者様への副作用等の健康被害を防ぐために、用法・用量の確認、他の診療科からの処方薬と重複していないか、相互作用をおこす薬剤が処方されていないかなどを、コンピュータを用いながらチェックし、必要があれば医師に確認(疑義照会)してから調剤をおこなっています。薬剤部内の調剤機器はコンピュータでネットワークを構築しており、散剤や水剤は監査システムを導入しています。また朝、昼、夕に飲む薬をそれぞれ一包にまとめるなど、患者様のニーズに合わせた調剤もおこなっています。正しい処方箋に基づいて必要な薬剤を正確に取り揃えた後に、最終監査をおこなっています。このように患者様にお薬が届くまで、薬学的観点から慎重に確認を重ねています。 主に入院患者様のお薬をオーダリングシステムにより発行される処方箋に基づいて調剤しています。調剤にあたっては、まず処方箋の記載事項に不備がないか確認した後、患者様への副作用等の健康被害を防ぐために、用法・用量の確認、他の診療科からの処方薬と重複していないか、相互作用をおこす薬剤が処方されていないかなどを、コンピュータを用いながらチェックし、必要があれば医師に確認(疑義照会)してから調剤をおこなっています。薬局内の調剤機器はコンピュータでネットワークを構築しており、散剤や水剤は監査システムを導入しています。また朝、昼、夕に飲む薬をそれぞれ一包にまとめるなど、患者様のニーズに合わせた調剤もおこなっています。正しい処方箋に基づいて必要な薬剤を正確に取り揃えた後に、最終監査をおこなっています。このように患者様にお薬が届くまで、薬学的観点から慎重に確認を重ねています。

調剤業務(注射薬)

 外来患者様、入院患者様に使用する注射薬を処方箋に基づいて調剤しています。注射薬は用法・用量の確認や、投与経路や投与速度が適切か、他の診療科からの処方薬と重複していないか、相互作用や配合変化を起こす薬剤が処方されていないか等を、コンピュータを用いながらチェックし、必要があれば医師に確認(疑義照会)しています。注射薬調剤にはピッキングマシーンを導入し、患者様のお名前や薬の情報をバーコードに印字したラベルを発行して、業務の効率化と医療安全の両立をはかっています。また医師や看護師に対して、注射薬の適正使用に関する情報提供もおこなっています。

医薬品管理業務

 院内で使用する医薬品の購入、供給、在庫管理を薬剤師がおこなっています。薬局はもちろん、病棟、外来診療科などに在庫する医薬品の有効期限、定数在庫などのチェックを定期的におこない、品質管理に努めています。

 特に麻薬、覚せい剤原料、毒薬、血漿分画製剤など特殊な薬剤の管理は、より厳重におこなっています。 またジェネリック医薬品や名称が類似する医薬品などもスムーズに間違いなく取り扱いができるよう、システムの構築等に力を注いでいます。

医薬品情報管理業務

 薬を正しく使うには、薬についての情報を正確に把握することが大切です。このため薬剤部では厚生労働省から発出される副作用情報、製薬会社から伝達される各種情報、医薬品に関する書籍や学術雑誌の情報などから、さまざまな医薬品情報を収集しています。これらの情報を評価、保管し、必要があれば加工して、薬局内はもとより、医師を始めとするメディカルスタッフ、そしてそのお薬を使用する患者様に情報提供しています。同時に医療従事者や患者様からの、医薬品に関する質問に対する情報提供もおこなっています。

 また新しい医薬品の採用を検討する薬事委員会の事務局は薬剤部が担当しています。このほか院内で起こった医薬品による副作用の情報収集や厚生労働省への報告などもおこなっています。

製剤業務

 患者様の病態やニーズに対応するために、医師の求めに応じて薬剤師が調製し、院内の患者様に限って用いられる製剤を院内製剤と呼んでいます。個々の患者様に最適な薬剤を投与するにあたり、市販の医薬品では対応できない薬の調製や、院内で大量に使用する薬などを一括して調製する場合などがこれにあたります。

 医師の依頼に応じるにあたっては、まず薬局で文献調査を行い、有効性、安全性を検討し、薬事委員会で承認を得た後、院内製剤として調製をおこない、患者様の治療に役立てています。

薬剤管理指導業務

 入院患者様への医薬品適正使用の推進を目的として、患者様ごとに薬の飲み方、効き目、副作用、保管方法、注意すべき点などをベッドサイドにて服薬指導しています。同時に薬の効果の確認、副作用の予防と早期発見、現在までの薬の処方歴である薬歴の確認、患者様の服薬状況の確認などをおこなって、薬剤管理指導記録を作成しています。このように薬剤管理指導業務は、入院患者様の薬歴管理と服薬指導を介して、患者様に薬物療法に対する認識を高めて頂き、また患者様から得られた情報を医師等にフィードバックすることにより、適正な薬物療法を支援する業務です。

 なお患者様が退院される際には、退院時服薬指導をおこない、退院後の薬物療法がスムーズに継続できるようお薬手帳に入院中の主な薬剤の使用歴等を記載しています。

病棟薬剤業務

 患者様が入院時に持ってこられたお薬(持参薬)の内容や服用状況を確認し、その情報を医師や看護師に伝達しています。そして入院中に、これらの薬を継続して服用するのか、一時中止したほうがよいのかを、薬学的観点から医師に情報提供しています。また持参薬がなくなりそうになった際には、院内に採用している薬でどう処方すればよいかを、主治医に提案しています。

 このほか入院患者様の薬物療法に関する医師への処方支援、病棟における看護師との医薬品の共同管理、医薬品の投薬・注射状況の把握、特に注意が必要なハイリスク薬などの投与前の説明、医療スタッフからの薬剤に関する質問への回答や相談応需など、医薬品の有効性・安全性を向上させ、最適な薬物療法が実施されるよう様々な活動をしています。

薬物血中濃度モニタリング(TDM)

 医薬品の副作用発現を防止し、治療効果を高め、一人一人の患者様の薬物療法を最適化するために、薬物の血中濃度を指標にして投与設計をおこなう手法をTDM(薬物血中濃度モニタリング)といいます。特定の薬剤に関しては、このTDMを実施することで、薬の効果や副作用の発現を予測することができます。

 特に抗MRSA薬についてはTDMをおこない、個々の患者様への薬の最適な投与量や投与間隔を医師に提案することで、感染症治療に貢献しています。

がん化学療法

 近年、がん患者様に対する抗がん剤治療(がん化学療法)が増加してきており、エビデンスに基づいた標準的治療法が推奨されています。がん化学療法運営委員会の事務局を担当し、決められた治療スケジュール(レジメン)の登録、管理などをおこなっています。がん化学療法の実施にあたっては、投与や休薬期間が適切かどうかをチェックし、無菌室の安全キャビネットで細心の注意を払って注射薬の混合調製をおこなっています。 また外来化学療法をされている患者様に対しては、ベッドサイドでお薬の効果や副作用に関する説明をしています。そして個々の抗がん剤に特有の嘔吐等の副作用に対する支持療法を積極的に医師に提案しています。

 このように入院患者様および外来患者様に効果的で安全ながん化学療法が実施されるよう様々な形でサポートをおこなっています。

チーム医療への参加

 多種多様な医療スタッフが、各々の高い専門性を前提として、目的と情報を共有し、業務を分担するとともに、互いに連携・補完し合い、患者様の状況に的確に対応した医療を提供することをチーム医療と呼んでいます。

 院内には感染対策・栄養サポート・緩和医療・褥瘡ケア・医療安全・がん化学療法などさまざまな医療チームがあり、多職種のスタッフが連携し合って、患者様への良質な医療の提供に取り組んでいます。

 このようなチームに専門的な知識を持った薬剤師が参画し、患者様の治療やケアに対して提案をおこなっています。

リスクマネージメント

 近年、医療事故の約半数は医薬品に関連したのもであるといわれています。 また極めて効果の優れた医薬品が数多く開発されている反面、重篤な副作用の発現や、複雑な使用方法など薬物療法を取り巻く環境が大きく変化しています。 このような中で病院薬剤師には、薬物療法の安全性を確保するための、リスクマネージャーとしての役割が求められています。

 処方監査、医薬品管理、ハイリスク薬の管理、医薬品情報提供、薬剤管理指導業務、病棟薬剤業務、医療安全委員会での活動等を通じて、私たち薬剤師は医薬品によるインシデント・アクシデントを減少させることに貢献しています。

認定・専門薬剤師

 私たちが所属している日本病院薬剤師会では、がん、感染制御、妊婦・授乳婦、精神科、HIVの5つの領域で認定・専門薬剤師制度があります。また緩和、 栄養サポート(NST)、救急領域など各種学会による認定薬剤師制度もたくさんあります。

 日常業務の中で、また各種研修会への参加、認定施設での実習等を通じて、これら認定・専門薬剤師を数多く取得するべく日々研鑽を重ねています。

薬学部学生に対する実務実習の受け入れ

 薬学部が6年生に移行したことに伴い、病院での11週間の実務実習が必修となりました。本院薬局では実務実習認定施設として、地元出身の学生を中心に、病院薬局実務実習の受け入れをおこなっており、将来地域で活躍する若い薬剤師を育てるお手伝いをしています。

平成26年8月22日 記